外国人のための警察講習を受けました
2019年12月26日
12月23日、鴨川警察署から3名の方にお越しいただき、外国人実習生向けの講習をいただきました。
当組合ではベトナム語、中国語の通訳をつけ、タイ語については自動翻訳機を用いて、その都度警察官の方々のお話をお伝えします。
講習では、「ラクにお金を稼げる仕事はないので、甘い言葉には引っ掛からないように」というメッセージを中心に、外国人の方々が注意するべき誘いの手口を念入りに教えていただきました。
また、事故や犯罪を未然に防止するためのルールを確認し、防犯ブザーなどのツールについても教えてくださいました。
私個人的には、「鴨川では、車・バイク・自転車の盗難は100%施錠なしのケース。逆に言えばカギをかけていれば大丈夫」という情報も、なるほどと勉強になりました。
実習生には「①ルールとマナーを守り、②周囲の方々に感謝し、③なぜ注意されたか自分の行いを反省することが大事」、「頑張ってください」というお言葉をいただきました。
暖かい目で外国人実習生たちを見守っていただいていることが、とても印象的でした。
今回の講習内容は忘れずに、しかし今後はあまり警察の皆さまのお世話にはならない(?)ことを祈っております。
年末年始休業のお知らせ
2019年12月24日
年末年始につきまして、誠に勝手ながら、下記の通り休業させて頂きます。
皆様には、大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご容赦くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
来年も、当組合をご愛顧いただきますようお願いいたしまして、年末のご挨拶かたがた、休業のお知らせまで申し上げます。
<記>
年末年始休業日:2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)
営業開始日:2020年1月6日(月)より通常営業を開始致します。
「おしゃべりカフェ」に参加しました
2019年12月21日
この「おしゃべりカフェ」は、「在住外国人が気軽におしゃべりをして、情報収集や交換する場、友達づくりの場」として、年4回開催されています。
当組合は前回に引き続いて2回目で、今回はベトナムと中国の実習生6名のみなさんと参加しました。
私たちのほかにもアメリカやフィリピン、ハンガリーなど多様な国から、日本人も含めて全体で20人ほどが集まり、楽しい時間を過ごしました。
2時間ほどの間、和やかな雰囲気の中でお菓子やお茶・ココア等をいただきながら。
最初の30分ほどは、ミニ講座としてお越しいただいた女性消防隊の方々から、防災グッズの中身紹介や緊急時の行動について、外国人の方向けにわかりやすくご説明をいただき。
後半は4~5人のテーブルに分かれてフリートークをしながら、最後にあらかじめ決めていたテーマ(鴨川で暮らしていて困っていること等)に沿って、テーブルごとに発表していきました。
組合職員の私自身、外国人の中にもいろんな性格の方がいることがわかったり、在住20年の外国人の方から鴨川のローカル情報が聞けたりして、とても興味深いお話ができました。
房総の海と山を360°見渡せるこの場所は、やはり初めて訪れる人を興奮させるようでして、20代女性の元気な声がこだましていました。
授業中とは違う素の姿や笑顔を見ることができました。
もっともっと、鴨川のいいところを知っていただきたいですね。
15名の実習生が入国されました
また、同じく一般で39期目となる実習生の方々が、12月19日にタイから10名入国されました。
写真↓は12月20日に行われた開講式のあとの集合写真です。 今回の実習生のみなさんは、入国後1ヵ月の講習期間中に日本の年末年始を迎えられます。
もちろん、日本語や日本の生活習慣の勉強に勤しんでいただくのが第一なのですが。
年明けには鴨川市が誇る「菜な畑ロード」もオープンしますので、日本文化や鴨川の風景も記憶に残していただければと思います。 ↓ 実習生15名と当組合スタッフにて
日本語スピーチコンテストで受賞
2019年12月12日
おめでとうございます!
初級・上級各10名程度の応募枠を通過し、牛さんは初級の中から最優秀賞1名に次ぐ審査員特別賞(1名枠)を受賞されました。
スピーチのタイトルは、「私にとって意外に感じたこと」。
今秋千葉を襲った台風・大雨等の災害経験を通して、通信手段が高度化した現代においても、県内各所に設けられている防災無線スピーカーに助けられたことなどを例に、日本人の防災意識の高さに驚き、敬服しているとスピーチされました。
牛さんは昨年に引き続いての参加でしたが、今回の初受賞を受けて「とても自信になった、次回も参加したい」と意欲的にコメントされていました。
当組合では引き続き、日本語のスピーチや作文のコンクールにつきまして、積極的にサポートして参ります。
外国人実習生のみなさまのご応募をお待ちしております!
*千葉県南総文化ホール様のリンクに牛(二ィウ)のスピーチの動画がアップされています(10:45ごろ)
介護職種外国人技能実習生の報告会
2019年12月3日
当組合のお声掛けに、安房地域の医療関係の10法人様にご参加いただきました。
同法人のサービス付き高齢者向け住宅 南房総里見施設長の代見(だいみ)和良様からは、写真をご紹介いただきながら
① 中国・ベトナム・ミャンマーの送出し機関の施設
② 現地での面接の様子
③ 初めて受け入れた実習生に対する教育・作業分担の方針
④ 自動翻訳機の有用性
などをお話しいただきました。
「コミュニケーションが一番不安であったが、半年後にはその不安もなくなった」とのことでした。
「高齢化や人手不足が進む職場に20~30代の若い外国人実習生が増えることにより、病棟内が活性化している」そうです。
① 実習生が生活する寮のロケーションや通勤手段
② 外出や外泊時のルールや連絡手段
③ 職場以外でのコミュニケーションの工夫
④ トラブルの発生・対処方法
など、より現実的なご質問をいただきました。
これに対し、受け入れ実績のある法人様から詳細かつ丁寧なご説明をいただき、実のある報告会となりました。
そのような環境下ではありますが、当組合では今年12月の5名(ベトナム4名、中国1名)の入国を含め、37名の介護外国人実習生を配属しております(受入国:中国・ベトナム・ミャンマー)。
今後もこのような情報共有の場を定期的に設け、房総地区の医療現場・施設への外国人実習生が働きやすい、住みやすい環境作りを目指して参ります。