新型コロナウィルス感染症の対応について
2020年4月3日
ご承知のように、3月31日現在、世界保健機構(WHO)の発表によると、新型コロナウィルスの感染者は累計176の国と地域で約76万人に及んでいます。
日本国内におきましても感染拡大を受けて、国や地方自治体、企業等の対策が日々変化しています。
当組合の技能実習生受入事業に対しても大きな影響がありました。
組合員様から、当組合の指導や監査等の業務に係る直接訪問をできるだけ控えてほしいという要請も受けております。
このような状況を踏まえ、組合役員と電話相談の上、組合事務局として大きく以下4点の対応をとることといたしました。
1.政府・官公庁等の対応状況につき組合員への情報提供
本邦・外国政府とその関係機関、法務省、外務省、厚生労働省、外国人技能実習機構等からの情報を収集・整理して、組合のホームページやメール・FAXにて迅速に組合員様に提供します。
* 整理した情報については、添付資料①をご参照
2.組合事務局の新型コロナ感染の対策強化
組合事務所、職員・入国後講習期間中の実習生に係る感染予防対策を強化します。
また、万が一の事態に備え、感染経路の追跡が可能な態勢を整えます。
1) 実習生・職員の1日2回の検温をしっかりと実施・記録する(3月より継続中)
2) 講習終了後、実習生の検温結果を受入企業に報告する
3) 社用車にマスク、消毒液、体温計を備え置く
4) 事務所への来訪記録帳を備え付ける
5) 業務日誌に訪問先や昼食場所等を明記する
3.事務局職員の直接訪問の手控え
緊急・重要な場合を除き組合員様への直接訪問は控え、可能な限り書類の押印・サインには郵送を活用し、電話やFAX・メールによるコミュニケーションに切り換えます。
監査についても、可能な限り対象帳簿の郵送やメールによる受領・閲覧や電話による実習生との面談等の方法に切り換えます。(外国人技能実習機構に確認済み)
4.リモートコミュニケーション手段の導入検討
組合員様に対するサービス低下を招かぬよう、テレビ会議システム/アプリなどのツール導入を検討し、巡回や監査、実習生からの相談対応、勉強会を継続します。
刻々と状況が変わり、難しい判断を迫られる環境下ではありますが、組合員と実習生のみなさまとともに、この困難な状況を乗り越えて参りたく、引き続きよろしくお願いいたします。
<添付資料>
①「入国・帰国・資格変更に係る情報整理」(組合事務局にて作成)
②「新型コロナウィルス感染症の感染拡大等を受けた技能実習生の在留申請の取扱いについて」(出入国在留管理庁HPより)
<添付資料①> 入国・帰国・資格変更に係る情報整理
直近で組合事務局が把握・確認している、各国政府や関連省庁・機関等の措置や航空会社の運営状況は、以下の通りです。
なお入国・帰国に関しては、当組合が関与している中国・ベトナム・タイ・ミャンマー・インドネシアの5ヵ国について情報を収集・整理しています。
1.新規入国関連(令和2年4月1日時点)
実習生の入国は、当面はかなり困難な状況が見込まれます。
国名 |
入国に係る日本での措置 |
国際線の運航状況 |
中国 |
入国拒否 |
大幅な運休・減便 |
ベトナム |
4月末まで査証の効力停止 |
ベトナム航空では5月末まで全ての国際便を停止 |
タイ |
入国拒否 |
欠航・減便・運休が発生 |
ミャンマー |
4月末まで査証の効力停止 |
〃 |
インドネシア |
入国拒否 |
〃 |
*実際の国際線の運航状況については、各航空会社にお問い合わせください
2.資格変更関連(令和2年4月3日時点)
1)新型コロナウィルス感染症の影響により受検できず、資格変更ができない場合(1号→2号、2号→3号)
対応「「特定活動(4か月・就労可)」へ在留資格を変更する」
→ 従前と同じ実習先及び業務で就労を続ける実習生に限る
→ 4か月間、実習先で引き続き就労可
→ 後日受検できて、無事新資格を得た場合、残りの実習期間から「特定活動(4か月・就労可)」として滞在した期間が差し引かれる(=最終的な期間満了日は変わらない)
2)3号への資格変更を希望する2号生が、受検に合格したが一時帰国できない場合
対応「3号生としての実習を開始し、3号期間中に一時帰国する」
→ 外国人が日本滞在中に拠出した年金は帰国時に返還されるが、最大3年間分しか返還されないため、当組合では2号修了時に一時帰国することを原則としている
→ よって、やむを得ず3号期間中に一時帰国した場合は、日本滞在3年経過後一時帰国までの期間について拠出した年金が返還されないデメリットを、実習生が容認する必要あり
3)資格変更を希望しない2号生・3号生が、期間を満了したが一時帰国できない場合
対応「「特定活動(3か月・就労可)」へ在留資格変更する」
→ 従前と同じ実習先及び業務で就労を続ける実習生に限る
→ 3か月間、実習先で引き続き就労可
→ 帰国できない事情が継続している場合は更新可能
3.帰国関連(令和2年4月1日時点)
実習生の帰国は現在のところは可能ですが、航空便が確保したうえで、母国にて検査や隔離等の手続きや期間を経る必要があります。
国名 |
帰国に係る母国での措置 |
国際線の運航状況 |
中国 |
国外から来る者に対しては、原則として集中観察所に移送し,14日間の医学観察を行う(詳細は各省による) |
大幅な運休・減便の見込み |
ベトナム |
入国する全ての者に対し、独立した区域での検査、強制医療申告及び隔離を実施 |
ベトナム航空では5月末まで全ての国際便を停止 |
タイ |
タイ国籍者で、タイ大使館発行の証明書と健康上問題がなく、航空機の搭乗可能であると記載がある英文診断書を所持している者のみ入国可能 |
欠航・減便・運休が発生 |
ミャンマー |
入国する全てのミャンマー人に対して、ミャンマー到着後、14日間の施設検疫措置を義務づけ |
〃 |
インドネシア |
イラン、イタリア、バチカン、スペイン、フランス、ドイツ、スイス、英国に渡航したインドネシア国民は、到着時に空港保健所で検査を受ける |
〃 |
*実際の国際線の運航状況については、各航空会社にお問い合わせください
<添付資料②> 新型コロナウィルス感染症の感染拡大等を受けた技能実習生の在留申請の取扱いについて(出入国在留管理庁)
出入国在留管理庁HPをご参照
実習生と回転ずしに行きました。
2020年3月18日
やはりずっと宿舎にこもるのは心身ともに良くないであろう…
16名で入ったお店の中。
何から何まで興味津々に楽しんでくれました。
皆さん大好きなエビのてんぷらのお寿司や、今流行りのタピオカミルクティーに女子も男子も大喜び‼
ベトナム実習生6名が閉講式を迎えました
2020年3月9日
3月9日、ベトナムからの6名の実習生のみなさんが1ヵ月間の入国後講習を終え、閉講式を迎えられました。
個性豊かながら、みなさん優しい方々で、達筆な習字とともに笑顔で記念撮影に応じてくださいました。
早速明日から配属となりますが、新型コロナウィルスにはお気をつけて、充実した実習生活を送っていただきたいと思います。
新型コロナウィルス感染症に関する対応等について
2020年3月4日
「新型コロナウィルス感染症に関する対応等について」
3月3日、外国人技能実習機構より実習実施者・監理団体宛てに、新型コロナウィルス感染症に関する対応やQ&A等について、機構ホームページ及び当組合へのメールによって周知されました。
「一時帰国した後、再入国ができない」場合や「技能実習を終了したが、新型コロナウイルス感染症の影響で本国に帰国できない」場合の対応等について記載されていますので、ご関係の皆さまにおかれましては、周知・ご対応いただけますよう、よろしくお願いします。
① 監理団体及び実習実施者における新型コロナウイルス感染症に関する対応について
② 新型コロナウイルス感染症に関するよくあるご質問について(周知)
③ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための窓口混雑緩和対策について
④ 帰国困難者及び在留資格認定証明書交付申請の取扱い
ミャンマー実習生が配属されました
2020年3月2日
ミャンマーからの実習生お二人が、入国後1ヵ月の講習を終え、先月中旬に配属となりました。
お二人とも社会人経験があり、日本語を含めた語学能力が高く、人生プランにおいて高い目標設定をお持ちで、当組合スタッフも楽しくコミュニケーションさせていただきました。
閉講式では、心のこもった、思わず応援したくなるような作文を披露された後、講習期間中に書いた「センスのいい」習字とともに、記念撮影に応じていただきました。
また、配属直後には実習実施者様が鹿島神宮のプロジェクション・マッピングにお二人を連れていってくださったようで、きっと印象に残る配属になったものと思われます。
これからも、高いレベルで充実した実習生生活を送っていただきたいと思います。
実習生を菜の花畑にお連れしました
2020年2月22日
南房総の春といえば、「菜の花」ということで。
入国後講習の休憩時間に、実習生のみなさんを事務所から歩いて10分強の「菜な畑ロード」にお連れしました。
春の鮮やかな黄色と優しい匂いの風景を前に、実習生のみなさんはテンション上がりまくりで、ずっと写真を撮りまくっていました。
こういうのは、男女の違いとか、国の違いとかは関係ないのですね!
日本での実習生活の、そして鴨川ステイのよい思い出になれば、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。
↓ 菜の花の匂いに乗って、みなさんの表情が柔らかく、豊かになります
2020年度の日本語作文コンクールのご案内
2020年2月18日
公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)にて、日本語作文コンクールの募集要項が発表されました。
昨年度は当組合の実習生が最優秀賞・優秀賞に次ぐ、優良賞を受賞しています。
実習生及び実習実施者のみなさまで、ご興味ありましたら、当組合の担当までご連絡ください。
(当組合でのとりまとめの都合上、4月末までの受付とさせていただきます。)
主な募集要項(JITCO HPより抜粋)
1.応募資格:募集期間内に、日本に在留する外国人技能実習生又は研修生であること
2.募集期間:2020年4月1日(水)〜2020年5月11日(月)
3.テーマ:特定のテーマを設けませんので自由にお書きください
4.使用言語:日本語
5.応募形式:A4サイズの400字詰め原稿用紙3枚で、文字数1,200字以内(本文)
*本人自筆の原本に限ります。ワープロ・パソコン使用による原稿及びコピー原稿は受け付けません。
① JITCO HPの「第28回日本語作文コンクール募集要項」のリンク
② 同「中国語版 募集案内」のリンク
③ 同「ベトナム語版 募集案内」のリンク
④ 同「タイ語版 募集案内」のリンク
⑤ 同「ミャンマー語版 募集案内」のリンク
⑥ 同「インドネシア語版 募集案内」のリンク
ベトナムから6名の実習生が入国されました
2020年2月10日
先週末、ベトナムから入国された6名の実習生の方々の開講式を、本日2/10に行いました。
普段は女性の割合が多いのですが、今回はすべて男性。
しかし、みなさん優しい笑顔であいさつをしてくださいました。
まずは1ヵ月間の入国後研修、引き続いての3年間をサポートしてまいりますので、よろしくお願いします!
新型コロナウイルス感染症に関する情報の周知について
2020年2月4日
本日、外国人技能実習機構より、「新型コロナウイルス感染症に関する情報の周知について」とのタイトルで以下の内容のメールを受信しましたので、ご関係の皆さまに周知させていただきます。
<外国人技能実習機構より「新型コロナウイルス感染症に関する情報の周知について」>
監理団体 各位
現在,中華人民共和国を中心として感染が拡大している新型コロナウイルス感染症に関する情報について,参考となるサイト等を取りまとめましたので,各監理団体におかれましては,別添を配付するなどにより,傘下実習実施者及び当該実習実施者に在籍する技能実習生に対して周知をお願いします。
なお,添付資料の2については,厚生労働省の発表情報に基づき変更することがあり得ますので,法務省の外国人生活支援ポータルサイト(※)に掲載されている内容を随時確認するようにしてください。
<添付資料>
1 厚生労働省ホームページ言語別閲覧方法
別添1-1 厚生労働省ホームページ言語別閲覧方法(日本語)
別添1-2 厚生労働省ホームページ言語別閲覧方法(English)+
別添1-3 厚生労働省ホームページ言語別閲覧方法(中文・簡体字)+
別添1-4 厚生労働省ホームページ言語別閲覧方法(中文・繁体字)+
2 厚生労働省ホームページに掲載されている次の情報(1月31日時点)のやさしい
日本語版(出入国在留管理庁作成)
2-1 ◆国民の皆様へのメッセージ◆
別添2-1 みなさんへ 新型コロナウイルスやさしい日本語
2-2 新型コロナウイルスに関するQ&Aの「一般の方向け」部分
別添2-2 +Q&A 新型コロナウイルスやさしい日本語
3 新型コロナウイルス関連情報
別添3 新型コロナウィルス関連情報
※ 外国人生活支援ポータルサイト
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri10_00055.html
※本依頼文は、機構HPの重要なお知らせ欄にも掲載しておりますので、ご参照ください。
令和2年2月4日
外国人技能実習機構
新型コロナウイルスの関連情報
2020年2月3日
新型コロナウィルスに関しまして、公益財団法人 国際研修協力機構(JITCO)が厚生労働省と質疑応答した内容を情報共有させていただきます。
また、厚生労働省のホームページ「新型コロナウイルス感染症について」にて情報発信がされていますので、あわせてご案内いたします。
① 新型コロナウイルスに関連する質疑応答(JITCO/厚生労働省)
新型コロナウィルスに関するQ&A
② 新型コロナウイルスに関連する厚生労働省のホームページ
1)新型コロナウイルス感染症について
2)新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(令和2年2月2日版)(一般の方、医療機関・検査機関の方向け)
3)新型コロナウイルスに関する事業者・職場のQ&A(令和2年2月1日版)(事業者・職場でのQ&A)